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問1はリスニング、問2は適語補充(単語)ですが、選択問題へと変化しました。
問3の適語選択(文法)、問4の語順整序(文法)では学習指導要領の改訂に伴い、仮定法過去や現在完了進行形に関する問題が出題されました。問5は条件英作文が出題されましたが、記述問題はこの1問のみで、あとは全てマーク式の問題となっています。 問6はグラフを使っ た読解問題ですが、今年も環境問題が取り上げられています。ここ数年の傾向で、日ごろから社会問題に関心をもって学習を進めていくと良いかもしれません。 問7は資料を使った読解問題でしたが、 出題頻度の高い計算問題が出題されました。
問題番号 | 出題形式・内容 | 配点 |
---|---|---|
問1 | リスニング | 21点 |
問2 | 適語選択(単語) | 6点 |
問3 | 適語句選択(文法) | 12点 |
問4 | 語順整序(文法) | 16点 |
問5 | 英作文 | 5点 |
問6 | 長文読解 | 15点 |
問7 | 短文読解 | 10点 |
問8 | 対話文読解 | 15点 |
記述式問題がなくなり、すべての問題がマーク式で解答する形式となりました。目新しい問題はなかったものの、問3の平面図形(円)の問題の難易度は高く、この問題で時間を取ってしまうとその後の解答にも影響を及ぼすかもしれません。
また、問6の空間図形に関する問題は、昨年に引き続き展開図から最短距離を求める問題でしたが、これも難易度が高い問題であったといえるでしょう。今年の図形に関する問題は総じて難しい問題が多かった印象です。全体として平易な問題と、難易度が高い問題の差が大きく、平均点あたりに得点が集中する傾向があると言えるでしょう。
問題番号 | 出題形式・内容 | 配点 |
---|---|---|
問1 | 計算 | 15点 |
問2 | 小問集合 (方程式・関数・平方根) |
20点 |
問3 | 小問集合 (図形の証明・資料の整理・円の性質) |
25点 |
問4 | 関数 | 15点 |
問5 | 確率 | 10点 |
問6 | 空間図形 | 15点 |
問2が小説文、問3が論説文、問4が古文という構成となり、問1にあった文法問題が問3に組み込まれました。問3の論説文は、抽象的な表現が多く、筆者の意見や文章内容がつかみにくい上、選択問題も判断しにくいものだったため、少し難しくなったようです。例年同様に問題文の文字数が多い傾向は変わっていないので、読解に時間がかかるのも特徴です。問4の古文も昨年に比べると難しい印象でした。問5の資料の読み取りは、唯一の記述問題でしたが、解答はしやすかったのではないでしょうか。環境に関する問題は、英語同様入試で取り上げられることが非常に多くなってきましたので、日頃から意識を持って学習しておくことが重要です。
問題番号 | 出題形式・内容 | 配点 |
---|---|---|
問1 | 漢字・短歌の鑑賞 | 20点 |
問2 | 小説文の読解 | 24点 |
問3 | 論説文の読解 (文法・四字熟語) |
30点 |
問4 | 古文の読解 | 16点 |
問5 | 資料の読み取り | 10点 |
例年同様出題単元は、物理・化学・生物・地学の4分野からまんべんなく出題されています。ただ、学習学年別で配点を見てみると、中1内容が28点、中2内容が31点中3内容が41点と、偏りがみられます。昨年度は中1内容の出題が多かったことも影響しているかもしれません。問6で新学習指導要領であるイオン化傾向に関する問題が出題されました。また、理科では学習しない表現や語句が登場して少し戸惑う生徒もいたのではないでしょうか。数学と同様記述式問題がなくなり、全てマーク式の問題となりました。加えて昨年度に比べると、選択肢が単純化された問題が多いため、全体的に解きやすい印象です。
問題番号 | 出題形式・内容 | 配点 |
---|---|---|
問1 | 物理分野小問 (音の性質・力学的エネルギー・オームの法則) |
9点 |
問2 | 化学分野小問 (状態変化・質量保存の法則・化学反応式) |
9点 |
問3 | 生物分野小問 (細胞分裂・光合成・食物連鎖) |
9点 |
問4 | 地学分野小問 (湿度・天気図・地層) |
9点 |
問5 | 地理分野 (光の性質) |
16点 |
問6 | 化学分野 (イオン化傾向・化学電池) |
16点 |
問7 | 生物分野 (消化器官) |
16点 |
問8 | 地学分野 (天体の日周運動・年周運動) |
16点 |
昨年まで出題されていた記述式問題がなくなり、すべてマーク式の解答形式となりました。また、6択や8択の問題が増加しました。地理分野は、資料を読み取る問題が増加しています。近年の入試の特徴と言えます。歴史分野では、日本史と世界史を結び付ける問題が目につきました。公民分野では、8択問題が出題されるなど、正確な知識に基づいて回答する必要があるでしょう。問7では海上輸送や船舶をテーマとした、3分野の融合問題が出題されました。全体的にはここ数年の社会の入試問題の中では解きやすい方だったと言えます。
問題番号 | 出題形式・内容 | 配点 |
---|---|---|
問1 | 世界地理 | 15点 |
問2 | 日本地理・地形図の読み取り | 14点 |
問3 | 歴史(古代〜中世) | 14点 |
問4 | 歴史(近現代) | 15点 |
問5 | 公民(経済分野・現代社会) | 16点 |
問6 | 公民(政治分野) | 13点 |
問7 | 地理・歴史・公民融合問題 | 13点 |